3歳マイル王決定戦であるNHKマイルカップのデータを集めてみた。

過去10年の前走のレース別に成績を見てみる。
優勝馬は前走が「桜花賞」「ニュージーランドT」「毎日杯」のいずれかのレースからしか出ていない。
 「皐月賞」および皐月賞トライアルの「弥生賞・スプリングS」から臨んだ馬は2着までという成績。

また、それ以外のレースから参戦して2着以内に入ったの は、第18回のインパルスヒーローで、ファルコンSを1着となる、NHKマイルCに参戦し、2着となった。

前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
桜花賞 2-1-0-4 28.6% 42.9% 42.9%
皐月賞 0-3-2-24 0% 10.3% 17.2%
ニュージーランドT 5-2-3-58 7.4% 10.3% 14.7%
弥生賞・スプリングS 0-2-1-3 0% 33.3% 50.0%
毎日杯 3-1-0-4 37.5% 50.0% 50.0%
その他の重賞 0-1-1-14 0% 6.3% 12.5%
オープン特別 0-0-3-32 0% 0% 8.6%
500万下 0-0-0-11 0% 0% 0%

勝ち星ではNZT組が5勝で単独トップ、次いで、毎日杯組の3勝、桜花賞組の2勝となっているが、勝率では、毎日杯組がトップで、桜花賞組が次点。
NZTは勝率では7.4%となっている。

皐月賞やそのほかの重賞はあまり評価できないデータとなっている。

■毎日杯組
⇒エイシンブルズアイ、

■桜花賞
⇒ホウライアキコ、アドマイヤビジン

■NZT
⇒ショウナナチーヴ、ショウナンワダチ、ベルルミエール、アルマエルナト、ウインフェニックス、マイネルディアベル、カラダレジェンド、

■皐月賞組
⇒ロサギガンティア、キングズオブザサン

■その他の重賞
[ファルコンS]サトノルパン
[アーリントンC]ミッキーアイル
[フラワーC]クリスマス


枠の傾向。
気になるデータは、過去18回で8枠の優勝はウインクリューガーの1回のみ。(馬番は⑯で、8枠の中でも最も内側)
隣の7枠は5勝
勝ち馬は、グランプリボス、ダノンシャンティ、ピンクカメオ、キングカメハメハ、シーキングザパール。

1枠①->3枠⑤->5枠⑨
2枠③->7枠⑬->5枠⑩
2枠④->7枠⑭->4枠⑧
3枠⑤->4枠⑦->3枠⑥
3枠⑤->8枠⑰->6枠⑫
3枠⑤->1枠②->7枠⑮
4枠⑦->2枠③->1枠①
4枠⑧->8枠⑰->6枠⑫
5枠⑨->3枠⑤->4枠⑦
5枠⑨->3枠⑤->7枠⑭
6枠⑫->2枠③->5枠⑩
6枠⑫->7枠⑬->2枠④
7枠⑬->1枠①->2枠③
7枠⑬->1枠①->3枠⑥
7枠⑬->7枠⑭->6枠⑫
7枠⑬->8枠⑰->1枠①
7枠⑭
->5枠⑩->8枠⑱
8枠⑯->2枠③->5枠⑨

5枠⑨は、エルコンドルパサー、タニノギムレット、ディープスカイという顔ぶれ。

7枠が圧倒的に強い。特に7枠の中でも最も内側の7枠⑬が好成績。
その隣となる、6枠⑫も好成績。
一方で、6枠⑪7枠⑮は3着以内はゼロ。

1枠と2枠はそれぞれ優勝が1回のみで、1枠②や2枠④は、3着以内1回のみで、正直内枠過ぎても厳しい。

8枠も状況は同じで、1着は1回。
3着内率としては1枠や2枠を下回るか。
そんな中で、もし8枠を狙うなら8枠⑰が望ましい。
且つ、8枠を3連系の馬券で購入する場合は、5枠から外の6枠、7枠を絡めておくとよさそう。


NHKマイルCの過去平均タイムは、1分33秒2。
2009年~2011年の3年は特に時計が早く、平均1分32秒0。

強い逃げ馬がいて、主導権を握る場合や、稍重の馬場になると、1分34秒台の決着になるか。