本命は、グランデッツァ
5月の京都で行われた都大路Sで、1800mのレコードタイム1分43秒9というタイムをたたき出した。
このレースでは、ディサイファを0.9秒差をつけて勝っており、東京コースでも同じ走りができれば、勝ち負けだ。
不良馬場の安田記念や、洋芝で57.5kgを背負った函館記念は度外視でOK。
毎日王冠当日も今のところ雨の気配がなく、期待できる。

対抗するは、ダークシャドウ
7歳馬だが、第31回エプソムCで3着、第50回函館記念を2着と調子が戻ってきた。
エプソムCでは、ディサイファ56kg、マイネルラクリマ57kgに対し、59kgを背負っての3着。
エプソムCでのタイムも1分46秒4を記録しており、自身が第28回エプソムCで記録した1分47秒3を上回るタイムだった。
また、第62回毎日王冠で計時した1分46秒7や第64回毎日王冠で計時した1分47秒1をも上回るタイムで調子は上向きと捉えてよい。

3番手評価はディサイファ
堅実な走りが売りで、前走、第31回エプソムCでようやく重賞初制覇を果たした。
重賞をポンポン勝つようなタイプではなさそうだが、四位騎手が、乗りこなし方をマスターしているようで、開幕週+1枠という条件が優位であることは間違いない。
第31回エプソムCでは、第60回オールカマーを制したマイネルラクリマや、函館記念を2着だったダークシャドウを退けており、ある程度のレースレベルは保っていた重賞だと思われる。

4番手は、スピルバーグ
スピルバーグは、3連勝中。
トーセンラーの弟。
メイSは、ハンデ戦での勝利だったために評価をやや下げているが、東京コースに強みを持っていて、本格はした今なら。

後は、エアソミュール
エアソミュールも、第67回鳴尾記念を制したものの、GⅡとなるとやや不安があるが、今なら通用する。
ジャングルポケット産駒で、東京芝1800mであれば、鳴尾記念よりもコース適性は合うはず。
かなり怖い一頭。

ワールドエース
第45回マイラーズCでは、1分31秒4のレコードタイムで優勝。
続く第64回安田記念でも、5着と評価できる内容だったが、課題はコロコロ変わる騎手と外枠。

ロゴタイプは三浦騎手への乗り替わりはプラスで、スピードのある馬場もあっているが、外枠の分不安。

ダイワマッジョーレ。復活のきっかけさえつかめれば、というところか。

ロサギガンティアは、後方からいくスタイルであれば厳しいと踏んだ。3歳馬ということで斤量の恩恵はあるが、開幕週ではきついか。