本命は、ユールシンギング
過去10年で4勝を挙げているハンデ57kg組。
前走から斤量増加の馬が好走する傾向もあり、+1kgのハンデ増加もプラスと捉える。
5歳。
第36回新潟大賞典を勝っており、新潟向きだと思われているが、第67回セントライト記念も勝っており、中山コースは適性がある。
坂も得意で、中京コースで第50回中日新聞杯4着などの実績がある。


対抗は、クランモンタナ
ディープインパクト産駒は中山芝2000mでも強く、ホープフルSでもシャイニングレイや、カミノタサハラといった500kgクラスの馬であれば、通用している。
また、クランモンタナは母父トニービンでこのレースでも注意したほうがいい血統。
騎手も有馬記念でジェンティルドンナを勝利に導いた好調戸崎騎手に乗り替わりで要注意。
坂は、中京コースや東京コースでの好走を見ると、問題なし。

単穴は、マイネルミラノ
ステイゴールド産駒。
同産駒は、オーシャンブルーが第63回中山金杯を制しており、このコースを得意としている。
前走美浦Sではハンデ戦だったが、サムソンズプライドやミエノワンダーらを下して、オープン入り。
過去10年で条件戦からのローテーションでも2勝を挙げていることから、ここでも通用する可能性あり。
問題は、逃げタイプの馬が多いことか。

メイショウナルト。
逃げ馬。
夏馬と呼ばれているが、第50回福島記念でも3着に入った。(ハンデ57.5kg)
おそらくコーナーが4つあるコースのほうが得意、というだけではないか。
今回もコーナー4つ。
第59回オールカマーで2着の実績があり、中山コースも苦にしないタイプ。
それよりも懸念点は、メイショウナルト同様に、マイネルミラノ、ケイアイエレガント、パッションダンス、ヒュウマ、バッドボーイなど、前に行きたがる馬がかなり多く、ペースが速くなる可能性があること。
やや評価を下げる。

ラブリーデイ
重賞未勝利だが、ハンデ57kgと見込まれた。
中山コースでは、第64回朝日杯FS7着、第73回皐月賞15着、第58回有馬記念12着があるが、中山芝2000mとしては皐月賞1度のみで評価しがたい。
キングカメハメハ産駒としてみればもう少し走ってもいいはず。
先行できるタイプだけに粘れれば。
切る予定。

ナカヤマナイト。
7歳だが、近走、第60回オールカマー8着(0.4秒差)、第50回福島記念で5着(0.6秒差)と少し巻き返してきた。
ハンデは57kgで重いが、第87回中山記念1着、第58回オールカマー1着など中山実績はメンバー中No.1。
但し、前走が福島記念組の馬は、過去10年で3着が1回のみと、苦しいローテーションで参戦する。
かなり微妙か。



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